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椎間板ヘルニアについて

►2009/05/01 11:45 

椎間板ヘルニアの神経学的分類

グレード1:痛みがある。
グレード2:歩行がおかしい。ふらつく。
グレード3:歩行困難。
グレード4:歩行困難。排尿困難。
グレード5:歩行困難。排尿困難。深部痛覚なし。

詳しい症状

グレード1 
だっこをしたときに悲鳴をあげたという主訴で病院に来院されることがあります。この時点ではとくに、足先の動きがおかしかったりすることがないことが多いです。しかし、抱きかかえた時点で悲鳴をあげるということは、どこかに痛みがあるからと考える必要があります。よく、この症状だけだと、”椎間板ヘルニアの予備軍”とか、”椎間板ヘルニアの一歩手前”などと表現されることが多いです。しかし、この悲鳴をあげるという症状は椎間板ヘルニアがすでに存在するという証拠と考える必要があります。  しかし、重要なのは椎間板ヘルニア以外の病気によるものも考えなくてはいけません。たとえば、整形外科的な病気(股関節疾患、膝関節疾患、靱帯、骨折)、腹部の痛みなどをしっかり除外した上で診断をしていく必要があります。

グレード2 
椎間板ヘルニアのグレード2の症状は、足先の感覚の低下とふらつきです。歩行をするときに足の甲をすって歩いたり、また、自分の足をおろす場所が定まらずふらついたりする症状です。

グレード3 
椎間板ヘルニアのグレード3以上は飼い主がみる症状としては重度のものになります。また、グレード3以上の分類は不慣れな獣医師では判断がまちまちになりがちです。 グレード3以上の症状は基本的には歩行不可能になります。ですので、基本的には麻痺をした状態はすべて、グレード3以上に分類されると考える必要があります。グレード3では、意識的に足を動かすことはできることがあるが、負重をかけた歩行はできません。また、足先をつねったりすると痛みを主張することができます。しかし、この反応は引き込み反射といって、足先をさわられたときに反射で足を引き込む反応と混同されることが非常に多いために注意が必要です。前足などをつねったときと同じような反応(つねっている手をかみにくるなど)を確認する必要があります。また、自力排尿は可能です。このことも、膀胱にあふれるくらい尿がたまり、ちょろちょろ漏れてくるのは自力排尿とはいわないのですが、時々飼い主の、”尿は出てる”という表現で自力排尿があると判断されることがありますので注意が必要です。

グレード4 
グレード4の症状では、足先の感覚が低下し、痛みに対する感覚(浅部痛覚)が著しく低下します。また、自力での排尿をすることができなくなり、膀胱内に尿が大量にたまってしまいます。この症状で重要なのは足先の痛み、特にペンチのようなもので骨を強くつまんだときに痛みを感じることができるかどうかです。前述したように、引き込み反射というものがありますので、その違いは非常に重要です。前足をペンチでつねればほとんどの犬はそのペンチに攻撃を行うはずです。当然後ろ足も痛みを感じることができればそのような行動をおこすはずです。

グレード5 
この症状は本当に重症です。後ろ足の麻痺、重度の痛みに対する感覚もない状態、尿の垂れ流し(自力排尿とは違いたまった尿がためておくことができず失禁)がみられます。
グレードの低い状態であるならば、ステロイド剤等を使用した内科処置と安静状態で回復できます。
グレード5の状態でも48時間以内に外科処置を行えた場合、2.5週間程で回復可能とのデータも出ています。

治療の成功率と回復に要する時間

           内科的療法                  外科的療法
                       
        成功率    回復までの時間     成功率    回復までの時間
グレード1   100%     3週間           100%         記載なし
                             
グレード2    84%     6週間           100%         記載なし

グレード3    95%     9週間           100%         1週間

グレード4    50%     12週間           90%         2.5週間

グレード5     7%    記載なし           50%         (<48h)
                                  6%         (>48h)


病院で頂いた資料を基に記載させて頂きました。

       参考にして下さい!

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テーマ : 犬猫のいる生活 - ジャンル : ペット

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